間取りのことはプロに相談してから決める

注文住宅は完全オーダーメイドで建てられますが、現実的には施主の希望を100%反映させるのは難しいです。例えば、室内にどの程度日差しが入り込むか、快適な日差しを入れつつ眩しさを抑えるにはどうするか、などはプロでなければイメージが難しいからです。メリットとデメリットは相反することが多く、明るい室内にしようと窓を大きくしたら、眩しくなったりプライバシー性が損なわれたりする可能性があります。

注文住宅づくりではメリットを追求しつつ、デメリットがあまり出ないように調整していく必要があります。だからこそ施主が決めた住宅設計は、施工会社にチェックしてもらうことが大切です。ここで何らかの問題点が出たのであれば、再度住宅設計を組み直していきましょう。

過ごしやすさを第一に考えた間取りを

施主のこだわりはそれぞれ異なるため、注文住宅づくりに王道はありません。一般的に部屋には窓を設置しますが、なかには窓のない仕事部屋がほしいと考える人もいます。間取りを考えるときは、自分自身のこだわりや価値観を把握したうえで決めていくことが大切です。

間取りで特に重要になるのは動線と収納で、この2つは過ごしやすさに直結します。室内をストレスなく歩けること、収納場所に余裕があること、などは特に大切です。そのため注文住宅を建てる前に、家族全員の行動パターンを繰り返しシミュレーションし、不便がないように調整していきましょう。希望を100%満たすのは難しいので、80%くらいを目安にしておくとよいです。

東京の注文住宅は、ハウスメーカーや工務店の数が多く相談しやすいため、予算内で家族の希望に合う住宅をじっくりと考えることが可能です。購入前にモデルルームの見学もできます。

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